晶子まんだら が日頃、思っていることなどつれづれなるまま、言論の自由の名のもと!言いたい放題!書かせていただくコーナーです。尚、この内容に関して、中傷、批判などは一切受付けませんのであしからず。
最終日の前日、いよいよ私の受賞作品、「雪女郎御殿」が上映する予定であった。が、しかしアクシデント!!Animafestのスタッフが「ちょっと話がある。」となにやら真剣な面持ち...。話を聞くとなんと私が送った上映用のベーカムテープが空っぽというのだ!えぇ〜!!
しかし幸いなことに、サンプル用に持参してきたDVDがあったのでなんとか上映することができた。
でも圧縮がかかっていて、Large Hallの大画面を満足させるクオリティではなかった。残念....。
上映の後、審査委員のDeannaさんやBillさん、Pallさん、Raoul Servaisさんなどから「良かった、素晴らしかった」とお褒めの言葉を頂戴した。お世辞半分としてもありがたや...。それから「あれはどんなソフトを使ったのか?」とか「何年の製作か?」「どんなコンペに出してどんな受賞した?」などなどちょっとした質問ぜめにあった。あまりディティールが出てなかったのにもかかわらずちゃんと皆さん見てくださって本当にありがたいな...とカンゲキするのだった。
クロアチアの国営放送の取材もあった。わざわざ東の果ての日本から、しかも大きなお腹を抱えて参加した物好きだから白羽の矢がたったのか...?それも突然声を掛けられて考える暇などまったくなく、質問に応じなければならなかったので冷や汗ものだった。
そうそう、食事は全てタダのようなものだった。参加者のフィルムメーカーにはZagreb市内の多くのレストランで使える食券(金券と言ったほうがよいかも)くばられ、日本円で2万円くらいはあったように思う。
本当に作家たちを大切にしてくれる至れり尽くせりのフェスティバルだ。Large
Hallでの上映ではたいしたことでないことでも会場がどっと笑いに包まれる。おそらくクロアチアの人は近隣の複雑な国際情勢の中でもアニメーションを愛することで前進しよういう力を得ていたのかもしれない。だからこそユーゴスラビアから独立を勝ち得ることができたのかもしれない。
比較して、金(カネ)、金と、”とにかく金儲けしたもん勝ち”の風潮の現在の日本はつまらなく、また、精神的にむなしい国となってしまった。その失った暖かいものがここにはある。クロアチアに住み着いてしまった秋山さんの気持ちもじわじわとわかるような気がした。クロアチアの人々は人を招待することが大好きで、人を喜ばすことに喜びを感じる人たちらしい。
食事で一番美味しかったのはアドリア海で取れた「オクトパス!!」。
塩してグリルしただけのようだったが、柔らかくて「う〜ん、ヤミ〜!」という感じ。クロアチアに行かれたときはやはりなんといってもアドリア海の海の幸をお勧めする。
最終日は入賞者の中からグランプリやその他のスペシャルな賞が選ばれる。グランプリは山村さんの「頭山」。
ご本人はいらっしゃっていなかったので秋山さんが代わりに舞台でトロフィーを受け取られた。
私は丁度秋山さんの隣の席に座っていたのでその「Z」のトロフィーを抱っこさせていただいた。そしてしばしナゼナゼ...スリスリ....。山村さん、スミマセン。苦笑)
そんなこんなであっという間に一週間が過ぎ、素晴らしいアニメーションの祭典は幕を閉じた。
日本ほど経済的に豊かではないのにこれだけのもてなしをしてくださったクロアチアという国の懐の深さ、おおらかさ、そしてその美しい文化と自然に、ラキアで乾杯!!
Akiko Mandala's "Thinking About "